劣化ウラン弾

元の文章を示さずに書いているので妙なことになっていますが、とある人が劣化ウラン弾の被害に関する大学の講義について書いていた文章への感想です。

劣化ウラン弾と病気自体の因果関係は出てないとするほうが普通です。

だいたい、人間の奇形率が結構高い。1/4以上は日常生活で影響が出ないような奇形見つかる。だから、劣化ウラン弾が使われた地区で奇形児探せばいくらでも出てくる。これは日本でも一緒。

「かわいそうな子供」の写真は反米反核団体プロパガンダに利用されているという現実があって、それ自体は悪いことではないのだけれども、「本当にその病気の原因が劣化ウラン弾なのか?」という疑問を出しただけで「じゃあ、君はこんな子供がまた出てもいいと思っているんだな」という感情的な反対によってかき消される。
本当は、その地区でどれくらいの割合でその病気になっていて、それは他の地区に比べて高いかを調べなきゃいけない。

あとは、使用の理由だね。ごみだからというよりも、比重が大きいから破壊力があるのと、自然発火するところがおいしいらしい。

それに、放射線って自然界にありふれてるのよ。だから、わざわざ半減期45億年を示唆したのは本当に嫌な臭いがする。

僕の直感だと、放射線による影響は考えにくいが重金属であるからそれによる毒はあるだろうね。ただ、たとえば鉛とどっちが毒性強いかは難しい。さらに、その影響が戦場やその周辺からどれくらいの期間で消えるかを考えないと、「他の兵器に比べて」良いか悪いかは分からない。