オラクル

グレッグイーガンの「ひとりっ子」に「それが事実だという理論をひとつ、そっくり考えだしました。"魂"は量子不確定性を利用して物理法則になにも違反することなく、人が生きているあいだは体を動かし、死後は生者に意思を伝えられるのだと。科学に興味を持つ十七歳の子どもならだれでも思いついて、二週間ほど本気で正しいと思ったあと、まったく馬鹿げていると気づくようなことです。(P.295-296)」というような記述があって、ああ、たしかにたしかに、と思った。*1


「ルミナス」の世界観は、私がオラクル教で作りたかったものに近いのだけれども、そこからさらに 矛盾にしますか。いや、これはなるほどと。

*1:ただ、実際のところこの考えをまじめに信じている人は理系の院生でもいるような。