ノシ

ネット上では

ノシ

という別れ際の挨拶があるようだが、昔これが何であるか分からなかった。最近の若者はわかれるときに「のし〜」と叫んでいるのかなあ、と思っていたが渋谷ではそういうのに出くわしたことがない、ので不思議に思っていた。
え、これでこれが手を振っている様子でなければ、すっげ〜、馬鹿を見るんだけどあってるよね。

さてさて、熨斗(のし)は、鮑をのしたものである。
古来日本では贈り物をするときに、なにか動物性のものをつける習慣があった。熨斗をつけないときを考えると、そもそも生物を贈る時や鰹節などをつけているときには被ってしまうからで、弔事といったときには生物を食べてはいけないからだろう。