内積

Varian (Micro-economic analysis) を読んでいたところ、なぜか内積\mathbf{xx} となっているのを発見した。
にも関わらず、\mathbf{x^t}\mathbf{D}^2\mathbf{x}のように、行列をはさむときには転置を右上につける。ちなみに添え字も右上につけて {s,t} が多い。
これって経済では一般的なのかな。

途中で気がついて巻末の Mathematics の章を読むまで、頭の中でくるくると縦にしたり横にしたりしてみていたんだがコンシステントにならなくて。


多様体論だとかモース関数論だとかへのモチベーションがわく。
なによりも、テンソル記法がきわめて自然だというのに気がついたのが大きい。