同窓会

とある同窓会を主催した。幹事をさせられた、というべきかな。会うのは実に10年ぶりだ。
20人以上来て、成功だったといわれたのだが、実は私は別のことを考えていた。
来るか来ないかは名前を見れば大体分かる。

  • どれほど所属意識があるか
  • 社交的か
  • 誰が誘ったか
  • 現在の身分に満足しているか
  • 現在の立場にその集団がつながっているか

そのあたりだ。


たぶん、もう5人ほど仕掛けかたを間違えなければ呼べたと思う。
といっても、心理的手段で人を動かさないという制限を自分にかけているから、それを破らないとできないことだし、それに公平性を気にして全員に同窓会の存在を知らせるのに忙しくて手が回らなかったから仕方ないといえば仕方ないかなあ。


終わった後に、偶然会った参加者がこんなことをいっていた。
「楽しかった。実は直前までひよっていかないつもりだった。でも、もう大丈夫だ。」
誰だって怖いんですよ。久しぶりに人と会うのは。