暗号理論

高校や教養学部時代は、授業を受けながら本を読んでいた。しかも、関係のない本を。

これは教養学部のときにあったこと。

いつものように授業中に「暗号理論」の本を読んでいたらクラスの子が話しかけてきた。
「ねえねえ、何読んでるの?」
「ん、暗号理論」
「面白い? どういう内容なの?」
読んでいた本には載っていなかったのだがRSAが一番分かりやすくて面白いかなとそれを語ることにする。
「たとえば、普通、掛ける鍵が開ける鍵って同じじゃない。それを別にするみたいなことができるの」
「へえ」
オイラーフェルマーの定理ってあるじゃん」
「ううん、知らない」
フェルマーの小定理を拡張した奴だよ」
ステートメントを机に書く。
「それも知らない。授業に集中しようよ」

悪いが、これそんなに難しくないし、それに聞いたのお前だぞ。
高校のときだったら法学部いく人でも分かってくれたと思うのになあ。*1

*1:参考:サルにもわかるRSA入門をあげておきます。なんか連続っていう語を妙な使いかたしてるけど。