結局

結局、 あれを見ていたのはあの論争の前後だけでした。ようは、Aさんと同じで見限ったのですがね。いまは、学問に対して真摯な姿勢をとるようになったのでしょうか。

一つには文一は学問をしたい人が行くところではあまりないのです。どちらかというと安全志向というか安定志向というか。正直、正しいと思いますよ。その選択。で、例えば学問をアイデンティティにしようとすると、周りは高校の時の同級生などを思い出して、「まあ、お前が学問好きで俺よりすごいのは分かったが、たとえば、中学生から院生の数学のテキストを読んでいる人もいるし、彼らは自慢ではなく純粋な楽しみでやっている。そんなに自慢できることか」と思うのでしょう。
東大は試験対策委員会というのがクラスごとにあります。僕の文一の友達が僕にぐちりました。
「うちのクラスで一浪して、俺は数学だけで入った、試験対策のプリントも任せろといったやつがいたのだが結局、なにもしてくれなかった。数学ができる、できると言っていたので、それで模試をちょろっと見てみたんだ。両方受けたことが分かった模試では数学、俺の2勝1分。」
ははは、と笑うと、
「いや、自慢じゃないんだ。俺よりも、俺のクラスのヤツ(nucも知っている)のほうができるし、俺は自分の分(ぶ)を知っている。その程度で自慢するなよといいたい。」

あ、書いてよかったのかな。悪かったら裏で言って。