背理法

ある数学科の人が、理系であるかを見分けるためには背理法が使えるかを見ればよい、と述べたそうだ。背理法を多段階に使えるならば、それは数学科の人間だと考えてまず間違いはない、とも付け加えたそうだが。

ゲーデル不完全性定理を否定的な結果以上のものとみなせない
http://taurus.ics.nara-wu.ac.jp/staff/kamo/shohyo/logic-2.html
のは、単純に背理法に対する理解不足ではないだろうか。

なお、宮台さんは、大澤真幸さんとともにスペンサー・ブラウンの日本での広告塔をやったらしいが、これは
中学以来の友人が良かったと薦めてきたので一般的な評価を伝え、まともなロジックの本をいくつか薦めておいた。


言及する気もなかったのだが、大澤真幸さんは、以前私が又聞きで、ひどいな、と思った人の一人だ。

まあ、仕方がないんですよ。学問はどの分野もあまりにも細分化しすぎていて、学科によっては、指導教官が主査やったりするから、まともでない教授が一人いればまともでない博士がでてくるのは当然ですよね。

というわけで、以下ふたつ古い日記でアップされなかったものを書き足して引っ張ってくる。