2009-06-25 Machin の公式 をみて、Machin の公式の話をしたくなった。 円周率は 3.05 より大きいという問題が東大入試に出た。 ああ、Machin の公式、と思いながら結局正多角形で近似をするオーソドックスな方法で解いた。 これは arctan の加法定理とテーラー展開を知っていると、手で計算しやすい級数展開が用意できるのだ。 を 逆関数の微分すると 収束半径 で、0 から 1 まで両辺を積分。 である。 ところで、 だから 。 級数が計算しやすそうなものとして、1/5 を使うように選ぶと となり、こいつはとても楽に手計算できる。