遺伝子の情報量

http://www.blwisdom.com/blog/shikano/archives/2006/05/post_60.html

遺伝子の情報量は少なすぎる

 人間のゲノムの大きさは30億塩基対。
 DNAは、A(アデニン)T(チミン)G(グアニン)C(シトシン)の4種類の記号が30億文字つらなったものだ。

 つまり、その全情報量は、4の30億乗=2の60億乗=60億ビットだ。

 60億ビットとは、つまりたったの750メガバイトに過ぎない。
 2時間の映画が記録できるDVDの記憶容量は4.7ギガバイトだから、その中に6人分の全遺伝情報を書き込める。

 これは我々が、絶望的なほど、何もわかっていないことの決定的な証拠だ。

に対してつけたコメントが下。

市販のプログラムの容量の大半が画像と音声です。たいていのプログラムはそれを除けば(その他のデータを含めても)1Mもありません。現在のプログラムはフェイルセーフであるため、そのコードがたくさんあるのでその辺を取り除けば 10k もあればちょっとしたプログラムが書けます。例えば http://osask.jp/download2.html(小さいOSを書くことを目標としていて50kで OS が出来ています。10k程度でアプリケーションが作れます。その細菌と大体一緒ですよね。)
と、考えるととっても多くありませんか。750Mって。

ゲノムが分かれば人が分かる、とは思えないとか、人の構造があんまり分かってないことなどに関しては同意します。

改めてこうみると情報量って意外と多いのですねえ。