前期課程、教養学部の是非

http://d.hatena.ne.jp/tsuki-to/20051217/1134846721
古い記事に唐突に絡むことになってしまったが。

多くの人に意見を聞いたことがないので、くだらないと思っている人が多いのだろうと思っておりました。後期教養学部に関しては詳しくないのでそれに関して述べる気はありません。

前期課程からあまりえられなかったのは、私がとった授業の内容の多くはどこかで読んだ・聞いたことがあるか興味がないものだったからでした。それでも単位は結構とりましたが。
僕が教養課程で一番問題だと思うのは、暇な2年間を送らせて専門の勉強を始める時期を遅らしたことになっている点です。あって1年間でよかったのではないでしょうか。
教養課程を撤廃すれば、語学が学べなくなるかといえばそれは否だと思いませんか。撤廃された大学でも当然一般教養科目は履修します。語学が充実していることと教養課程には関係がないはずです。逆にいえば後期課程で語学(や顕著なものとしてスポ身)がとりにくくなっている、ともいえると思います。
私は教養教育を受けたい人と受けたくない人という分類では、ない側に入るのかもしれませんが、自分の専攻でない専門教育は受けてみたいです。こういった希望も教養課程と専門課程を二分していることで通しにくくなっていると思います。
東大の教養課程の利点と呼べる可能性のあるところは「迷う時間が与えられたこと」ではないのでしょうか。しかし、1年半での判断力の変化は知れていそうだし、それに、それは三年の頭での転学科をしやすくした制度とあまり変わらないと思われます。

みなさんどうでしょう。

授業の内容の多くはどこかで読んだ・聞いたことがあるか興味がないものだった

はちょいと言い過ぎかもしれない。でも、前期課程はあって一年か半年でいいと思う。