土地私有

小学校の頃に読んだ文章に、土地私有に関するものがあった。

土地私有という概念を初めに考えた人が杭で土地を囲み始めた時に、土地は私有できるものではない、と主張する人が一人でもいて、杭を抜いて回れば歴史はよい方向に変わっていただろう。

というようなものであった。あの頃はこれに「意義な〜し」と思った。
しかし、最近は「ナ〜ンセンス!」なのかも知れないと考えが掠めている。実際に私有できているかというと怪しい。たとえば、固定資産税が高くなれば売却せざるをえない。大きな公共事業での立ち退きもあるかもしれない。
そりゃ、土地所有とは何かを摩り替えているだけだけどね。