詩の解説

詩の解説をすることは非常に興ざめだと思う。その例を挙げよう。

古池や 蛙飛び込む 水の音

古池だという。これは太古から永遠に静寂が続いていたということを示唆している。そして恐らくこれからも続くであろう。
いま、水音がした。つまり、時間と音強度の積が一定になるようにしながら時間を飛ばせば、ディラックのδ関数だと思える。