相対論的サッカー 〜光速度が時速10kmだったら〜

楽しそうだ。例えば、光速度に近い速度で歩くと、左にある物体がうにゅ〜っと前の方に移動して見える。また、ドップラー効果で前方のものの色は青方偏移し、遠赤外線が可視領域に満ちて白くつぶれる(世の中が遠赤外線を放射しているのは変わらんのかという突っ込み無しで)。初めの加速は早いがだんだん加速のために力を加えても、あまり速くならなくなる。その割にはさっきより少し速いだけのボールを受けても、えらい運動量に吹き飛ばされる。
そして、エネルギーを使うと体重が軽くなる。
光速に近い速度で、町を歩いてみるとか、ビリヤードをしてみるとか、そういうプログラムを書くと面白そう。特殊相対性理論の範囲でできるけど、視点以外のものを動かそうとすると移動の軌跡を記録しておいて、それと視線の交点を求めるのかな。なかなかリアルタイムは難しそう。あと色も適当になるだろうな。いろんなもののスペクトルを計らないといけないから。