ちょいと C. G. Jung に関して

彼は降霊会を主催していたりしたが、科学の勃興とキリスト教の衰退、オカルトの躍進に象徴されるその時代では普通。また、彼がどういう思想を持っていたかとどういう思想を作るかには独立に扱うべき。
彼の著作は何冊か読んだが批判の網にひっかかったのは数箇所。これはいままで僕が読んできた大抵の書籍の中では少ない部類に入る。
シンクロニシティで一番大切なのは、相関を見出す心の働きが存在するということです。この患者がもしも完全に合理的だったら「カナブンが飛んできた」ことと「スカラベの話をしていた」ことになんら関連性を見出せないでしょう。