並列計算

例えば、大きな並列計算機を作ってもそれが日本に 1 台しかなければほとんどの計算には 10とか 100 分割して使うわけで、それなら初めから 1/10 の機械を10台作ったほうがいいことは明らか。その辺望遠鏡や加速器とは違う、ということをもうちょっとちゃんと考えないといかんのではないか?

ここでの本質は、「並列計算機では原理的に大きな計算機ほどコストパフォーマンスが悪くなる」という点にある。実際に単体で 1 年使うとか、あるいはコストが本当に台数に比例する成分しかないとかでなければ大きな計算機を組むのはあんまり意味がない。

Official journal of Jun Makino - 2005/9/28

分割しないで使う方法をかんがえよ〜。

たとえば、将棋とかどうですかね。こういう莫大な計算力を一箇所で使うとなると、リアルタイムで計算力がいるところなるからこういったところしかなさそうです。地球シミュレータを使って泥臭く勝てればそれでよしとすることで。
将棋シミュレータに成り下がるのが欠点。