茶道とビジネスモデル

どのような文化であれ、人が興味を持たなければ衰退消滅するがゆえに、興味を引く方法、ビジネスモデルが必然的に存在する。


茶道は権威付けをビジネスモデルにしている。


父の実家は表千家の茶道をまじめにやっていたらしいので、父は色々なものを見ているという。
たとえば、ある茶道具屋の息子は京都大学に入る実力があったにも関わらず同志社大学へ入った。
もちろん、京都大学よりも同志社大学の方が優れているから、というのもあるが、それに加えて「裏千家」の家元は代々同志社大学に進学する。そして、予想通り(確か)ゴルフ部に入ったので、在学中は先輩として面倒を見る。


えっと。一筆書いてもらうと値段がはねるんですね。


茶道はとてもよいものだけれどもこういう面もあるよと。特に裏のほうが。
ちなみに、私は母の流れを受け継いで、そこらへんにある味噌汁のお椀で、そこらへんのやかんで、そこらへんの茶筅で、いい加減な抹茶を点て、もとい作ります。