立花隆、たぶん最後。

http://d.hatena.ne.jp/yoira/20051107#p1
に。

http://www.sakamura-lab.org/tachibana/first/06minj/godel.html
に突っ込みを入れるという立花隆ネタで楽しく盛り上がっておりました。ところで、一番まとまっていた bluesy-kさんが旧サイトを消してしまわれたようなので似たようなものを作り直しました。
立花とこの blog に検索をかけるとなかなか面白かったです。

方程式には色々な解があって、普通に解くと一般解が得られる。しかし特別解というのは数学の世界では病理学的解法とも呼ばれ、頭のおかしい人しか考えないといわれるものである。

束縛条件をいれたのが特別解。文句があったらN-S方程式の一般解を出せ。

アインシュタインの相対性原理は、空間が歪んだり尺度が変化したりすることを証明してニュートンの空間の絶対性を否定した。それと同じくゲーデルは、時間もまた相対性原理に支配されるから、ニュートン的な絶対時間もまた否定されるべきだと考えたのである。

ローレンツ変換を一度でも書いたことがあればこうは言わないはず。ニュートン的な絶対時間はアインシュタインによって否定されている。

 彼以外にこれを信じた人は少なかったが、彼はこれは数学的に正しい解であると信じていた。

価値を見出すか云々は別として数学的に正しいに信じるも否もない。

 物理学は、究極の法則を発見したいという欲求に突き動かされて発展してきた学問である。当時の素粒子物理学では、物理学の理論というのは、統一場理論という理論さえ完成すれば全て解決されるのだと信じられていた。しかし今では物理学者たちはほとんど絶望的な気分になっており、究極の法則は発見できないのではないかという疑いを持っている。

何を言っているのかよく分からん。不完全性定理、関係ないと見た。むしろ飯の種がしばらくなくなりそうではない感じ。

これから理科系の人は色々なことを学んでゆくことになるが、実際問題として、ほとんどがニュートンの法則を当てはめて微分方程式で運動の記述をすれば間に合う。ごくせまい最先端の研究にまでいかないとアインシュタインの理論などは出てこない。

相対性理論は結構すぐいる気が。というか少なくとも量子力学ないと統計力学の初歩すら崩壊しますよ。

 アインシュタインが相対性原理を発見してニュートンの理論をうち破ったのだが、彼は自分はニュートンの法則を包み込む究極の理論を発見したと考え、究極の法則という概念は一貫して信じていた。ところが、アインシュタインの法則もまた究極の法則ではなかった。

打ち破ったとするのは多分まっとうな考えではない。

要するに、ミクロの世界のものは、あるときには粒子、あるときには波のように振舞うと言うのが相補性である。

僕はむしろ粒子でも波でもないとするのがいいと思います。粒子・波概念が拡張されているので。

しかし光を当てると、その物理的インパクトで対象の位置と運動を変化させてしまう。だから対象がどこにあってどういう運動をしているのか精密に測定することは絶対にできないというのである。どうしても位置と運動の積がプランク定数を超えてしまう。

こういう理解では、二重スリットすら分からないのでは?

 現在、物理学者のマジョリティはコペンハーゲン解釈を信じているが、これが絶対に正しいというわけではなく、量子力学が本当は何を意味するのかという解釈問題については、いまだに色々な議論がある。

これは物理学の外と内が区別できていないと思います。

物理学者も数学者も、何らかの理論を作るときには、理論というものは結局その人が持っている哲学や世界観に左右されてしまう。この講義では繰り返しパラダイムという問題を扱っているが、新しい現実を見たときに、その人の頭に入っているパラダイムにあてはめた理論を作り上げてしまうということの見事な例になっている。

シュレディンガー方程式が露骨に反例になっておりませぬか。よう分からんけど。

小林・益川理論という理論も、かなり東洋哲学的な発想がある。

東洋哲学的ってなにさ。


そして、とても嫌な予感がした。そう。この講義は13回あるのだ。だよな。うん。
http://www.sakamura-lab.org/tachibana/kougi.html


そして、第三回の用語解説が
http://www.sakamura-lab.org/tachibana/first/03minj/vocab.html#erwin

ところが、α粒子が出たか出ていないかは、猫の生死に結び付いており、猫は生と死との状態を半々に持っているとしか考えられない。でも、半死半生だから息も絶え絶えとはならず、上半身はピンピンしており、下半身は全く死に絶えてるという変な事態となる。

か。
パトラッシュ。僕は疲れたよ。