crackと水

ネットでは善意からバグを報告すると訴えられるから放置したほうがいい、という話すら聞く。コンピュータに攻撃をかける人が一切いなければ、それに対して防御する必要もなくて皆が幸せ、という議論を見たことがある。

そんなことはない。穴が見えるならそれを潰すことでよりよいシステムが作れる。できることとすることは大きく異なる。他人を撲殺する程度の力はある人は少なくないが、それをもって罪には問えないだろう。そしてある程度の力があることはよいことだと思う。「できる」ことがあるとそれをいろいろな方法で使う人がいるのは当然で、それは別の人の倫理に沿わないかもしれない。

水からの伝言は、残念なことに信者にこれを説明しても分からないだろうが、恐らくあれのリーダーは科学者側の人間だろう。