サールの中国語の部屋

http://homepage3.nifty.com/mogami/diary/d0508.html#14t1
えっと、知らない人のために、ざっと解説しておくと、これはサールが機械は意思をもてないことを示すためにした議論。

サールは中国語を話せない。ここでサールを部屋に入れる。この部屋は冷暖房完備である。また、中国語を話す人はどのように受け答えをするかが書かれた本が置いてある。
この部屋に「ニンチータンマ?」と書かれた紙を入れると、サールは本に従って、「ブーチー。」と書かれた紙を差し出す。本が完璧に書かれていたとして、あたかも部屋が中国語を理解して受け答えしているかのようだ。だが、サールは中国語を話せない。
おかしい。だから、機械は中国語が分からない。

僕もサールが何を言っているのかさっぱりな口で、あるときに、今日授業でこの話やったぜ、という悪友にいろいろ聞きまくった。だが、最後に彼もこう言い放った。「いや、ぶっちゃけた話、これが何言っているか僕も理解に苦しむから、受け売りでしゃべってるんだから勘弁してよ!」
というわけでしてね。この話を聞いて、たしかに機械は中国語分からないだろうなと思う方と議論をしたいのだけど、いらっしゃいませんかね。