理解の階層性

同じ「理解した」という言葉でも人によってその程度はあるし、どうやら優れた人ほど多くのことが理解できないようだ。

とある、数学が極めてできる人が、教養学部時代に熱力学を「これはまったく分からない」といっておきながら、みながぼろぼろの中間テストで満点をとっていた。

(あ、これは激烈に悪い例だな。教養学部の熱力学だったら、多変数関数の微分を分かっていれば、物理的な意味でほとんど理解せずに解ける気がする。)


質量の保存概念が身につくのは7歳ごろといわれている。