萌え

ところで、近頃の萌え萌え言っているのには辟易する。軽々しくそんなことをいうものではない。というのに同意したところ、どうやら、僕は萌えについて語る資格があるらしいというお墨付きをもらった。

思うに、以下が萌えをもっとも端的にあらわしているだろう。

「妹は恋を打ち明けず、胸に秘めたまま、蕾の中の虫のような物思いに、薔薇色の頬を蝕ませたのでございます。<中略>これこそ本当の恋とは申せませんでしょうか。」
Twelfth Night,2-4