非局所隠れ変数

"Nonlocal Hidden Variable" Theory

コペンハーゲンプライムを、コペンハーゲンとほぼ同じだが波動関数が収束するときにどこに収束するかを非局所な隠れ変数 a で決める理論としたときに、これはボームの解釈となにか決定的な相違点がありますか。

非局所的な変数があるという可能性は残ってる、といわゆる実在論者によってセンセーショナルに扱われるらしいですけれども、僕がそこが納得いかなくて、結局量子力学の予言の非直感的な部分をどこに押し込めるかを調整しているだけのように思えます。
つまり、観測できない変数を空間の各点が持って、それが超光速で影響しあうとすれば、それは系全体が変数を持っているのと代わりがないわけで、それの構成はコペンハーゲンプライムで十分ではないでしょうかと思うのです。さらにそれをニュートン力学から連綿と続く微分方程式の形に変形することは欺瞞のように思えます。