物理数学の群論

定義をしっかりやらないので怖かった。
なんか同値類をとるのが大変だからか有限群として剰余類を帰納的に構成したにも関わらず、例が Z/2Z だったり、f(a.b) = f(a).f(b) を準同型の定義にしたのに単位元単位元に逆元が逆元に移ることを言わないとか。
f(e \cdot e)=f(e)\cdot f(e)よりE = f(e) \cdot f(e)^{-1}=f(e)\cdot f(e) \cdot f(e)^{-1} = f(e)で、f(x) \cdot f(x^{-1}) = f(x \cdot x^{-1}) = f(e) = Eだからいいのだが。環だとまずいようで。
部分群の定義は訂正してたけども(、はじめ積閉にしていた)、あれはあそこ一箇所を訂正すればいい話ではなくて「分かるでしょ?」というのりで定義をしっかりしていないこと自体が問題だなと傍で見ていて思った。
定義を軽視しすぎですよ。やはり先生が物理屋さんだというのと関わっているのだろうか、(偏見。あの trivial に見えるλ計算の定義も分からなくなったのもそこに戻れば筋が見えるようになるのだから。