トウガラシとハッカと

トウガラシのカプサイシンそれ自体は無味無臭。カプサイシンは火傷したと脳に知覚させて、それに対して鎮痛のために脳内麻薬まででる。それで辛いものには常習性があるのだ。あと、疎水性だから辛くてどうしようにもないときには水を飲んでもカプサイシンが広がるだけ。油を溶かすものを口に入れなさい。なんだろう。たとえば、生卵は乳化作用あったね。あとはカソウケンに任せた(爆。
近いものとして、ハッカは冷覚を刺激する。こいつも疎水性だからミントガムを噛んだ後にコカコーラを飲んで冷や冷やな気分になったことがあるだろう。
ところで、実は人は温度に関する受容器は(温かさを感じる)温感と(冷たさを感じる)冷感との二種類しかない。しかし、熱いというのは実は冷感と温感が同時に働いている状態なんですよ。これ矛盾冷覚とかいうらしいんですが。
だから、ミントガムを噛んだ直後だと温かいご飯でも熱々に感じる。口腔内で冷えてくると急に冷たくなるけど。

おお。矛盾冷覚はここにあった。
http://www.faireal.net/articles/1/03/#d10812