自己内対話

土産に渡された丸山真男の自己内対話を読もうとするもドイツ哲学の前提知識要求が多く、ドイツ語の引用文まであり読めぬ。この本は日記や走り書きをまとめたもので、このような本が存在するのは、やはり死者の文献研究で多くの人が食っていける偉大な死骸を残したことを意味している。
虎は死して皮を残し、人は死して名を残す、が両方とも他の人を食わせられるようだ。