環境負荷をゲームで決める

A が環境負荷をかける生産者で、B がその被害を受けているとしよう。このときにゲーム理論を応用して最大効用を達成する手段がある。


A は単位生産量あたり、いくら B に払っていいか(p)を国に申告する。また、B は単位生産量あたり、いくら A から欲しいか(q)を国に申告する。
ここで生産量を x として、国は、A から qx + k(p-q)^2 を巻き上げ、B には px - k(p-q)^2 与える。k は適当な正の定数。
こうしたあとで、A も B も効用を最大化しようとすると p=q で A と B の効用の生産量微分が q と -p に一致するので、最大効用が達成できる。(効用関数が凹であることなどは必要。)


難点はいくつかある。B が効用の生産量微分を分かるのか、などはクリティカルだ。
ただ、何よりも大きいと思うのは、このシステムを運用するには参加者全員がこのシステムを理解していないとごまかされたという不満が残るところである。


しかし、逆に、たとえばなんで多数決で納得するのかが分からん。